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オーストラリア語学留学 学生ビザでパースへ行く場合


パース(学生80%/ワーホリ20%)


 

学生ビザでオーストラリアに行く方の場合、地域選択はとても重要です。

この情報は、私が直接シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズ、

アデレードの計6ヵ所の地域でそれぞれ3ヵ月、

複数の学校で勉強して生活した経験をもとに書きます。

もちろん私の経験や考え方だけでなく、その地域で一緒に勉強していた

学生たちの感想や考え方も含まれています。

この内容は、学生ビザでオーストラリアに行く方たちのための情報であり、

“過程”よりは”結果”(英語力の上達)に焦点を置きます。

 

パース地域

6ヵ月~1年程度の期間が最も適しています。

このくらいの期間で語学留学を計画している方の場合は、

基本的に”パース”を考慮してみてください。

その理由は、学校のスタイル、学生ビザの割合やその生活にあります。

 

学校スタイル

パースにある学校の場合、通常 “スピーキング+文法+英作文”

スタイルの学校がほとんどです。

そして、学生ビザ(6~9ヵ月)で来る場合、学校選択の幅が他の地域よりも多いです。

ほとんどの学校が6~9ヵ月期間の授業プログラムで構成されています。

そのため、6~9ヵ月間の留学を希望する方は、学校で提供される

コースに従うことをおすすめします。

 

実際に私がパースで勉強していたとき、”6~9カ月留学に来て、この学校に通ったら

語学力が伸びそうだね!!”という声をよく聞きました。

また、今後もし学生ビザで6~9カ月の留学に行くことがあったら、

私はすぐに”パース”を選びます。

 

学生ビザの割合

当然、同じ目標を持った人同士で集まるようになります。

付き合う友人も、同じ目標を持った友達同士で団結してこそ、

その目標に向かって着実に進んでいくことができます。

留学する学生たちの大半が知らないことの一つが、日本の学生が

オーストラリアに来たとしても、全ての人が同じ目的とは限りません。

大きく分けると、学生ビザとワーキングホリデービザです。

学生ビザは勉強目的で、ワーキングビザは勉強+仕事、

勉強+旅行、そうでなければ仕事が目的です。

 

ワーキングホリデービザの場合も、初めの3ヵ月程度は勉強しますが、

勉強が終わる2~3ヶ月後には学生ビザの学生とワーキングホリデービザの学生は

お互いに違う目的を持つようになります。

学生ビザは、残りの3~6ヵ月も勉強を継続しなければならず、

ワーキングビザは、仕事や旅行、休暇などを目的とします。

 

ここで問題が生じます。

人は誰でもつらい時に、逃げたくなるのが普通です。

もし、自分の周りにワーキングホリデービザの友達が多い場合、

初めの2~3ヵ月は同じ目的で一緒に勉強しますが、

その後2~3カ月後には、勉強に集中することが難しくなります。

考えてみてください。

「先週旅行に行って、とても楽しかった」という話を聞きながら

一緒にお酒を飲んでいた場合、ワーキングホリデーの友達の場合は

次の日に学校行かなくてもいいですが、

学生ビザの本人は翌日の授業に出なくてはなりません。

つまり、オーストラリアで自分は学生ビザ、まわりの友達は

ワーキングホリデービザで来ているとすれば、

早い段階で英語の勉強を放棄する可能性があるということです。

 

パース自体は、学生ビザの学生が多い地域です。

学校ごとに多少違いますが、通常70~80%程度は学生ビザです。

そのため、たとえたくさんの友達に出会ったとしても、

同じ目標を持った友達を持つようになるということです。

したがってスランプがきたり、つらいと感じることがあったりしても

着実に目標に向かっていくことができます。

また、パースに来るほとんどの外国人の場合も、ほぼ80~90%は学生ビザです。

そのため、多国籍の学生たちと一緒に着実に目標に向かって進むことができるため、

よりいっそう英語の勉強に役立ちます。

 

生活

パースでの生活は本当に退屈です。

しかし、この意味は”それだけ本人が、英語の勉強に集中できる”という意味です。

パース自体が、退屈という意味ではありません。

パースにはクラブやバーも多いです。

そして、日本食レストランも3~4つほど、

メルボルンやブリスベンと同様にあります。

同じ条件でも(居酒屋や娯楽施設や観光地)でもパースが退屈だと感じるのは、

それだけ生活が勉強中心にできているためです。

学校を終えてシェアハウスに帰ると、自分以外の他の学生はほとんどが外国人です。

もちろん挨拶をして簡単な会話をし、その後は特別なことはありません。

勉強しかすることがありません。

退屈だからといって お酒を飲む人がいません。

他の学生の場合も勉強が目的なので平日にお酒を飲まないため、

お酒を飲みたいと思っても誰かと飲む機会がないということです。

そして退屈でテレビが見たい場合、シドニー、ブリスベン、メルボルンは、

日本人向けのお店で日本映画や日本のドラマを借りてくれば、

全く退屈することなくオーストラリアの生活にうんざりしません。

しかし、パースには日本のドラマや映画がありません。

面白くもない英語放送を見なければなりません。 本当に退屈します。

しかし、それだけリスニングの力がどんどん向上します。

(私がパースで実際にリスニングの実力が向上したケースが、まさにこのためです。)

学校の友達と遊びたいと言っても、面倒くさくて出ません。

通常10時が終電なので、往復で1時間ほどかかるため面倒になって外に出なくなります。

 

このように、パースは6~9ヵ月の勉強に一番よい条件の地域です。

パースに滞在する間はとても退屈で、最も”不満”が多い地域でもあります。

しかし、その反対に、帰国時には最も”満足度”が高い地域です。

 

ちなみに、今書いているのは”オーストラリア学生ビザ”の立場です。

オーストラリアワーキングホリデーの場合は、パースに来ると多少問題があります。

ワーキングホリデーで来た場合、雇用は他の地域と似ていますが、

学校や生活は完全に反対です。

3ヵ月勉強をしても、パースでスピーキング中心の学校に通えば

ある程度スピーキング力が向上しますが、スピーキング+文法+英作文学校に通うと、

結果が明確ではありません。

 

そして生活スタイルも、上記のようにあまり面白くないと感じると、

パースにいる時に不満が最も多くパースを離れる際も不満が最も多いです。

パースで学校の質を悪くするのは、ほとんどがワーキングホリデービザの学生です。

私も、もしオーストラリアワーキングホリデーで

パースに行ったなら不満が出ると思います。

オーストラリアワーキングホリデーでパースを選択した場合でも、目的が

「勉強70~80%、仕事や旅行が20~30%」のような人が

スピーキング中心の学校で勉強をしても大丈夫です。

しかし、目的が「勉強20~50%、仕事や旅行が50~80%」の人が、

スピーキング+文法+英作文中心の学校を選択すれば

これは最悪のシナリオになりかねません。

 

結論

現在、初/中級者(Pre-Intermediate/Intermediate)で、6~9ヵ月勉強する場合は、

パースを優先に考えてください。

現在、英語初級者(Elementary)場合は、10~12ヵ月もおススメです。

文章にしてみると、より多くの情報を掲載したくても難しいものがあります。

より詳しい情報を聞きたい方は、エージェントとのマンツーマンでの相談を通して、

より多くの情報を聞くこともできます。