オーストラリア留学

フィリピン2ヶ国留学成功の秘訣

 

今回は、オーストラリアでリスニングの上達を経験した学生の話をお伝えいたします。

この話は誰でも経験しえることであり、誰にでも起こりうることです。

ただ、その時期の差はあります。

 

個人的にオーストラリアがフィリピンより良いと思うところは、

リスニング力が大きく上達する点です。

 

最初の3週間は、リスニングができなくてたくさん苦労をしました。

先生が何を言っているのか聞き取れず、何の話をしているのかも分かりませんでした。

私はスピーキングは得意ですが、リスニングはクラスでも下の方です。

完璧に聞き取れないから先生の質問や言葉に対して返事ができない。

それがとても苦しくて、おかしな返答をして恥ずかしい思いもたくさんしました。

 

オーストラリアに来て3週間が経ちましたが、

これまで最も使用した言葉は”pardon?”でした。

授業でもシェアハウスでも、色々な人に一日何十回も使っていました。

 

 

初めの1~2週間の頃は、

授業中最後の方に質問が回ってくるので、

答える頃にはどんな質問か

大体分かってストレスが少なかったです。

しかし、次の週から私が一番最初に質問を受けるようになりました。

リスニングができない私はほとんど返事ができませんでした。

 

しかし、ある日不思議と先生の話が全部聞こえるようになりました。

完璧ではありませんが、ほとんど理解できたんです。

本当に不思議な瞬間でした。

 

全く聞こえなかった文章が聞こえるようになってとても驚きました。

そして、普段聞いている音楽の歌詞も聞こえ始めたんです。
フィリピンにいた時はスピーキングよりリスニングの方が簡単と思っていました。

フィリピンでは何日か過ぎたら、先生が話す言葉がほとんど聞こえていました。

 

しかし、オーストラリアに来たら

ネイティブの人の言葉がほとんど聞きとれなくなりました。

その理由には強弱や発音の違いもあるんでしょうが、

話す速さや話し方に慣れていないからだと思います。

 

しかし、ようやくリズムよく会話できるようになりました。

とにかくリスニングは、フィリピンよりオーストラリアの方が上達できると思います。

 

私はオーストラリアに来てリスニングの特別な勉強はしていません。

授業中先生が言うことに集中して、

シェアハウスの友達と話していくうちに自然と上達しました。

ドイツ人の友達が話すのが早かったので、更に慣れることができました。

 

フィリピンではマンツーマンが主流で、先生たちもゆっくり話をしてくれるのですが、

ここではゆっくり話してくれたり、繰り返し言ってくれません。

そのため、さらに努力をしなければいけません。

また、寝る前にテレビを見ることもリスニング力向上に一役買ったとも思います。

 

しかし、すでに英語の基礎がある学生が、

オーストラリアに来てリスニング力がすぐに上達するわけではありません。

同じ学校に通う友達の中に、実際私より2ヶ月先に来ているのに

英語の実力が伸びずに悩んでる友達がいます。

 

私が言いたいのは、

フィリピンの先生の言葉が聞こえるからといって

油断してはならないということです。

私のように、オーストラリアに来て初めの2~3週間は

聞き取れなくて苦労する場合もあるので、

フィリピンにいる間、たくさん勉強をしなければいけません。

 

私は一緒に暮らす外国人の友達がいたおかげで上達できましたが、

もしそうでなければもっと辛い思いをしていたかもしれません。

フィリピンでスピーキングとリスニングを

しっかり身につけてからオーストラリアに来ると、

より早く適応できると思います。