オーストラリア留学
ホームステイ中、I don’t understand.と伝える大切さ
ホームステイをすると、各家によって規則があります
しかし、規則はその家々によって少しずつ違い、通り一辺倒ではありません。
このような規則や施設の利用方法は、
ホームステイの家に到着してすぐに細かい説明を受けたりすることが多いです。
問題はここにあります。
実際、この時点では多くの学生はまだ何が何だかすら把握できていない状況です。
初のホームステイで緊張していたりすることが多いからです。
おそらく、そのような状態でホームステイの主人が基本的なルール(電話、TV、冷蔵庫など電化製品の使用等々)を聞くことになります。
もちろん、すでに他のホームステイメイトがいれば、
後から他のホームステイメイトに聞くことも可能です。
しかし、そういった人間がいなければ、その場で全て把握することは難しいです。
一応ホームステイの主人が最初にいろいろと説明をしてくれますが、
それをすべて理解して飲み込める人はそう多くありません。
ただ”YES”と二つ返事をするだけに終わります。
本当は良くなくても”YES”、理解できなくても”YES”、すべてに”YES”です。
問題はその後です。全然理解できてもいない状態で”YES”と答えているので、
実際のところ、本人もほとんど理解ができていません。
しかし、ホームステイの主人は、その学生が”YES”と答えたので、
正確に理解していると考えてしまうのです。
おそらくホームステイの主人が規則などを説明する時にただ”YES”と適当に答えてしまう学生が多いことでしょう。
そして説明が終わって、”他に知りたいことや質問ある?”と聞かれて
その時になって始めて”NO”という単語が出るのです。
こうなってしまうと、後から改めて質問するのが気まずくなってしまいます。
それで、後になって一人で悩む学生が多いのです。
理解できない場合は、その場で正直に”Sorry, I don’t understand”と話してください。
そうすれば理解できるように説明してくれるはずです。
言葉が難しくて聞き取れない場合には、紙に書いてもらったり、またはゆっくり話してほしい”とお願いするようにしましょう。