オーストラリア留学 成功の秘訣 2
オーストラリア語学留学の際、成功させるコツ
オーストラリアで日本人との交流は、適当に維持しなさい。
オーストラリアに来る前に、誰もが一度は思います。
「オーストラリアに行ったら日本人を避けたい、日本人との接触を
極力控えなければならない」と思います。
これは日本人だけでなく、すべての国の留学生たちの共通の考えでしょう。
その通りです。 しかし、学校内では現実問題そのようにはいきません。
むしろもっとそうしようとする場合、逆効果になることがあります。
学校で背を向けていると、むしろ友達の中で疎外感を感じることがあるのです。
「もちろん私は大丈夫、一人で勉強だけに専念すればいい」
と思うかもしれませんが、現実はそうではありません。
そして初期段階で背を向けていると、かえって授業への興味を失いかねず、
意欲が落ちてうつ病にかかり、酷い場合はホームシックになって帰国します。
これとは逆に、完全に遊んでしまうことになる場合もあります。
現地の学校に行ってみると、少なくとも一クラスに3~4人は日本人がいます。
一日二日ならかまいませんが、何か月も知らないふりをするのは難しいです。
そのために学校に行けば休憩時間や登校時間に、
日本人の友達との出会いを回避しないでください。
つまり、学校内では不可能です。
よって回避をしなければならないという、義務感を持つ必要はないともいえます。
当たり前ですが、学校に行かなければ日本人に会う確率が少ないでしょう。
しかし、勉強のためには学校に行かなければならないですし、
日本人に会ったら学校では話をするというつもりで行った方が良いです。
本人の意志とは関係なく、自然に日本人と親しくなるきっかけはあります。
オリエンテーションの時に会った学生、 簡単に言うと同期生たちです。
オリエンテーションの時に会った学生らは、
同じくオーストラリアに来てまだ1~2日しか経っていません。
そして1日、2日間ホームステイの家でボーとして過ごしたり、
不慣れな環境に適応できない寂しさに疲れた状態であり、
オーストラリアに対する恐怖も残っている状態です。
その時、学校に行って日本人学生と会ったら、親密感は言い表せないほど強いです。
時々この親密感が連帯感を形成してくれて、あの時出会った学生たちとの
関係を長く持続させている場合もたくさん見ました。
でも、問題はここからです。
もしその人が自分の勉強方式や性格が、自分のスタイルと似ているなら構いません。
しかし本人は死に物狂いで勉強するつもりでオーストラリアに来たのに、
親しく過ごせるようになった友人たちが楽しみながら勉強する
というスタイルの場合に知らず知らずにストレスになるからです。
私も数多くの学校に通いましたが、ある生徒は学校に着くとすぐに
日本人同士で遊ばないように一人で単独行動をとる方や、
最初から外国人学生たちと交流している人たちをよく見ました。
最初から日本人の学生たちとは目も合わせないように
している学生さんたちがとてもすごいと思いました。
しかし1~2週間経てばこのような学生場合、すぐに孤独との戦いとなります。
そして2週間~3週間ほど経つと、かえってオーストラリアでの生活適応度が落ちます。
理由は下記の通りです。
一応、本人が日本人の友人を避けようという気持ちがあれば、従来の学生たちも
「あの学生は日本人を避けるんだな」と感じます。
それで他の学生たちもあえて言葉をかけず、同様に無視するようになる
悪循環を迎えることになることです。
もちろんこのような学生のような場合は、最初はたぶんオリエンテーションの時に会った
別の外国人と一緒に1週間程度は一緒に過ごします。
理由はそもそもすべての社会は、新入生かまたは同期の場合
学校や会社などの社会組織に一緒に入った者同士ということで
親近感があり急速にとてもよく親しくなることができます。
それゆえ、最も簡単に付き合うことができます。
しかし、他の国の人たちです。
そして同期生だとしてもレベルテストによって、授業クラスが変わることもあります。
それで他の国の学生らの場合も、1週間ほど経つと本人のクラスに気が合う友達ができます。
外国人の学生らの場合は特に、学校や学校外で絶対英語を話さなければならない
という考えが日本人より少ないです。
だからそのような学生たちの場合は、1週間~2週間したらクラスに友達を見つけて
最初の1~2週間一緒に過ごした人とは自然に離れて行きます。
授業が1日に平均5時間あるので、クラスの学生たちともっとも仲良くなるものです。
ですので結局、時間が経てば一人になります。
オーストラリアに初めて来た人が一人になって、
オーストラリアの生活に適応することは本当に辛いです。
むしろこのような場合、さらに勉強できなくなります。
よってオーストラリアに来るときは絶対に、日本人を避けなければならない
という考えは捨てなければなりません。
もちろん、可能な人もいます。
1.英語のレベルがアッパー以上によく喋れる人。
2.外見がほとんど映画俳優レベルの人。
3.オーストラリアや外国での生活経験がある人。
上記の条件の人は大丈夫です。
理由は、英語が上手だと、あえて本人が外国人の友達作らなくても、
多くの外国人が友人になることを願ってきます。
この言葉はつまり、敢えて日本人と一緒にいなくても、いつでも外国人の友達を作って
孤独と寂しさを解決できるので関係がないというお話です。
最後にオーストラリアに来て、本当に節約した留学生活を
過ごそうとお考えの方々に向けて一言申しあげます。
オーストラリアに来たら、携帯電話を購入することになるでしょう。
個人的にあまり必要がないと考えられるかもしれませんが、
外国人の友達と会うこともできるし、ワーキングホリデーとしていらっしゃる方は
職探しには電話機が不可欠です。
そして他の人々が皆持っているために、自然に購入するようになります。
また、仲良くなった人達と旅行に行くような場合、互いに携帯電話がなければ
約束の場所、時間の変更など緊急に連絡しなければならない場合、
必要になるために購入することになります。
問題はここから始まります。
オーストラリア留学生活は、何度も申し上げましたように寂しさから始まります。
最初は自然には英語の実力が増えず、外国人の友達と付き合いたいけど
思うように話せない自分に恥ずかしくなり始めます。
そんな時、自然に日本人の友達を思い出して、話せば共感しあえます。
女性はコーヒーを1杯飲みながら話をすることができるし、男性の場合には
お酒を飲みながら親しくなることができます。
このように一度仲良くなって、お互いの気持ちと環境を共有するようになったら
よく連絡をするようになり、その友達の友達、または他の大人数で会う機会も増えます。
そうして新たに会った友人たちと、再び交流を続けたい方たちは電話番号交換をして
また、他の親睦の機会が増えていきます。
夜には一人だけの時間を持って勉強に集中したいのに、友達が連絡が来たら仕方なく
一度や二度は出かけることになることが、後に断るようになれば
友達の間で付き合いが悪いと言われることになるかもしれません。
結論的に今日申し上げたいことは、日本人の友達と付き合うのはいいことですが、
適当な距離を維持してはじめて、本来目標としていた留学目的の達成ができるのです。
つまり選択は結局、本人の責任です。
結果も本人が責任を負われなければなりません