オーストラリア語学留学 学生ビザでメルボルンへ行く場合
メルボルン (学生50%/ワーホリ50%)
学生ビザでオーストラリアに行く方の場合、地域選択はとても重要です。
この情報は、私が直接シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズ、
アデレードの計6ヵ所の地域でそれぞれ3ヵ月、
複数の学校で勉強して生活した経験をもとに書きます。
もちろん私の経験や考え方だけでなく、その地域で一緒に勉強していた
学生たちの感想や考え方も含まれています。
この内容は、学生ビザでオーストラリアに行く方たちのための情報であり、
“過程”よりは”結果”(英語力の上達)に焦点を置きます。
メルボルン地域
9ヵ月~1年程度の期間が最も適しています。
パースと似ていると感じることもありますが、目的が異なります。
オーストラリアで英語を勉強する理由はとても多いです。
パースの場合は、6ヵ月~9ヵ月の期間で”英語力の向上が目的”であれば、
メルボルンの場合は、”留学や移民に備えた英語力の向上”が目的です。
オーストラリアで永住権を取得するためには、学校に入らなければならなく
学校に入るためには、IELTSの点数が必要です。
つまり、メルボルン場合は9ヵ月~1年の期間で、英語の勉強をしながら
IELTSの点数を獲得するのに良い地域です。
学校スタイル
メルボルンにあるほとんどの学校は、通常、スピーキング+文法+英作文(約50%)と、
文法/英作文(約50%)で構成されています。
特に、スピーキング+文法+英作文の学校でも厳密に言えば、
リーディングを非常に重視します。
その理由は、まさに”IELTS”のためです。
メルボルンの場合は、留学生が多く留学を準備する学生の
ほとんどがIELTS試験を受験します。
そのため、ほとんどの学校で一般英語コースでも、
リーディングまたは英作文を重視します。
実際に、英語の勉強を要領よくできる方法があります。
ライティングやリーディングを地道に勉強していると、本人も知らないうちに
文法、リスニングなど、英語の全般的な分野が同時に向上されています。
しかし、それには期間というものがあります。
少なくとも9ヵ月~1年はなければなりません。平均で1年程です。
メルボルン場合は、1年の留学期間でIELTSのための
英語勉強をするのに最適だと思います。
私が、もし正規の大学に入るために1年ほどIELTSの点数を得るために
勉強するのならメルボルンを選択します。
メルボルンにも、スピーキングまたはスピーキング+文法+英作文の学校もありますが、
1年の留学期間を計画している場合は、このような学校は除外するのがいいです。
つまり、1年程度留学する予定の方は、メルボルンの文法/英作文学校や
大学付属の学校へ行くのがいいです。
大学付属の学校と私設の語学学校を比較すると、文法/英作文の学校です。
大学付属の学校に行くと、ただ単に英作文しか勉強しないと考えたほうがいいです。
つまり、午前中に文法(会話文法というよりは、英作文のための文法)を勉強し、
午後は、その文法をもとに英作文を行う授業をするのが大学付属の学校です。
学生ビザの割合
メルボルンの場合は、学校ごとにその割合が180度異なります。
文法/英作文の学校や大学付属の学校の場合は、
学生ビザの学生の割合がほぼ90%以上です。
しかし、逆にスピーキング中心の学校に行けば、学生ビザの学生の割合が10~20%で
ワーキングホリデービザの割合が80~90%になります。
そしてメルボルンの場合は、学校の選択が必須です。
もし、メルボルンに行く学生ビザの学生が、メルボルンのスピーキング学校を
選択した場合、自分以外のまわりはワーキングホリデービザの学生ばかりです。
そうなったら、英語の勉強を諦めたほうがいいです。
実際、私はメルボルンで何ヵ所かスピーキング学校に通ったことがあります。
もちろん何も知らずに学生ビザの学生も入学していましたが、
周りはワーキングホリデービザの学生ばかりです。
当然、その目的は異なり勉強に集中できません。
(その理由は、パースの記事に詳しく掲載しているので、パース編をご参考ください。)
パースの場合は、ほとんどの学校が70~80%学生ビザの学生なので、
学校選択において学生ビザの学生の割合を気にする必要はありませんが、
メルボルン場合は、学校ごとにその割合の差がとても大きいため
この部分も学校の選択時に必ずチェックしなければなりません。
生活
メルボルンの場合も、パースと同じく退屈です。
当然これは、一生懸命勉強するという条件の下で言っています。
もちろん、これも100%そうとは言い切れません。
その理由としてはメルボルン場合は、学生ビザ(50%)と
ワーキングホリデービザ(50%)の割合が同じくらいです。
自分は学生ビザで来て、学生ビザの学生に適した学校で勉強し、
シェアハウスも外国人やパースのような環境で勉強すれば、
1年間で本当にその効果がよく表れます。
しかし学生ビザの場合、ワーキングホリデービザの学生に囲まれないよう、
本当に学校選択と生活環境をよく考慮して決定しなければなりません。
結論
個人的には、1年以下の勉強期間で特に移民の目的がなく、IELTSの点数が
必要でないのであれば、パースを選択する方が良いと思います。