オーストラリアワーキングホリデー ビザでケアンズへ行く場合
ケアンズ (勉強80%/仕事20%)
オーストラリアワーキングホリデービザでオーストラリアに行く場合は、
地域選択をしっかりしなければなりません。
今まで、オーストラリアワーキングホリデービザの学生を見てきましたが、
勉強と仕事のすべてが成功した例は多分1%もなかったと思います。
一度周りの友達を見てみてください。
「オーストラリアワーキングホリデーに行って、英語の実力もかなり上達して
仕事も一生懸命して、お金を貯めて旅行や良い経験がたくさんできた」
という人は、ほとんどいません。
この情報は、私が実際にシドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズ、
アデレードの計6ヵ所の地域でそれぞれ3ヵ月、
複数の学校で勉強して生活した経験をもとに書きます。
もちろん私の経験や考え方だけでなく、その地域で一緒に勉強していた
学生たちの感想や考え方も含まれています。
この内容は、オーストラリアワーキングホリデービザでオーストラリアに行く方たちの
ための情報であり、勉強と仕事のすべてを成功することに重点を置いています。
この文は、オーストラリアワーキングホリデービザに行く方たちの中で、
“勉強目的が80~90%/仕事目的10~20%”の目的を持った方々のためのものです。
ちなみに、仕事目的が10~20%だからといって、ケアンズが他の地域に比べて
仕事の量が10~20%少ないというわけではありません。
オーストラリアワーキングホリデーに来て、最初の3ヵ月勉強する時に
最大限勉強することができる状態を100%と考えた場合、
ケアンズで一生懸命勉強できる確率が80%という意味であり、
残りの20%は、勉強を諦めて仕事をする確率を意味します。
ケアンズの雇用は、都市が小さいため他の地域より雇用先が少ないですが、
逆に仕事をしようとする学生たちも他の地域より雇用が少ないために、
むしろ仕事を見つけるのがより簡単だと言う意見もあります。
また、ケインズ地域の特性上、普通は3ヵ月勉強して1~2ヵ月ケアンズで
仕事をした後、違う地域に移る場合が多いです。
そのため、働き口を求めることができる機会はオーストラリアにある地域で
最も多いと受け取ることもできます。
他の地域によい雇用先があれば、学生ビザの学生たちが全ての雇用を占めていて、
オーストラリアワーキングホリデーの学生だとしても帰国するまでその仕事をやめません。
そのため他の地域では、良い働き口を見つけるのが非常に難しいです。
反対に、ケアンズの場合は、誰もが大都市に対する憧れがあるので、
ケアンズによい雇用があるとしても他の都市へ旅行のために離れる場合がほとんどです。
したがって、ケアンズに残っている人たちの方が
より良い仕事を見つけられる確率がより高いです。
ケインズの地域
オーストラリアワーキングホリデーで勉強目的が80%、
仕事目的が20%程度の学生たちにとって一番いいです。
初めの3ヵ月間一生懸命勉強して、その後、仕事をするケースです。
多くの方々が、”ケアンズは小さい都市で特別なものはない”と、
ケアンズを避ける傾向があります。
しかし、オーストラリアにワーキングホリデーに行かれる方の場合は、
少なくともオーストラリアの都市を2~3回ぐらいは移るのが基本です。
そのため、初めに勉強する時点では、都市の規模を考える必要はありません。
勉強しやすい地域で一生懸命勉強し、ある程度の英語力を付け
その英語力を生かして他の地域へと移ると、より効果的です。
つまり、初めの3ヶ月で英語力を積み重ねて、1つの目的を達成し、
その後(3ヵ月以後)残りの目的を達成する方法が1番だという意味です。
理由もなく最初から二兎を追うものは、一兎も得られません。
学校のスタイル
ケアンズにある大半の学校は、”スピーキング中心の学校”です。
もちろん、スピーキング中心といってもスピーキングだけするのではなく、
基本の会話文法を習い、その会話文法をもとにスピーキングを勉強するという意味です。
オーストラリアにワーキングホリデーに来る多くの方々は、多くの願望を持っています。
その欲のために、ほとんどのオーストラリアワーキングホリデーは失敗すると言うことができます。
私たちのほとんどは、中学生の時から約10年間英語を勉強しました。
しかし、10年間勉強した人の英語の実力は分かり切っています。
そして3ヵ月英語の勉強をしても、英語の全般的なすべての知識を
全て勉強することはできません。1年かかっても足りません。
そのため3ヶ月間は最も必要で、ネイティブの国家で学べる
特化した英語の勉強をしなければなりません。
それがスピーキングです。
もちろん、スピーキングを勉強すると言っても、スピーキングだけ勉強するのではなく、
スピーキング70%、会話文法20%、英作文10%ほどの割合です。
そのほか、リスニングやリーディングは、家でTVを見ながら勉強し、新聞、雑誌、
本などを見ながら、自ら勉強しなければなりません。
3ヵ月後に日常会話と自分の意思表現を話すことができたなら、
英語勉強に成功したと言うことができます。
実際、3ヵ月間でこの程度の英語力を鍛えるのは大変だからです。
実際に3ヶ月間勉強して、スピーキング、文法、作文など英語の基礎を勉強しても、
3ヵ月後に成果がない場合も多いです。
3カ月後には、いずれにせよ仕事をすることになります。
そうなると、英語の勉強をする時間はほとんどありません。
そして日常生活でよく使用しない英作文、文法などは、ほとんど忘れてしまいます。
スピーキングも中級者程度になってこそ、仕事をしながら英語を使用し
その実力を維持することができ、3ヵ月間少し英語を習った程度の状態では、
自分でも自信がなく英語をあまり使用しないようになり、
結局話すことも忘れるようになるということです。
つまり勉強面では、オーストラリアから帰国する際、
残るものは一つもないという意味です。
そのため、最初の3ヶ月間勉強する際、他の分野は多少無視することがあっても、
少なくともスピーキングを中心に勉強してこそ、帰国の際に「私はオーストラリアで
少なくとも英語の実力は向上できた」と感じることができます。
ケアンズの学校の場合は、スピーキング中心の学校で3ヵ月間、
スピーキングを集中的に勉強するのがいいです。
オーストラリアワーキングホリデービザの割合
ケアンズの場合は、90%がオーストラリアワーキングホリデービザで、
10%がオーストラリア学生ビザです。
したがってオーストラリアワーキングホリデーの学生の場合は、
情報を得ることがとても簡単です。
しかし雇用先は人脈や、学校の友達からの紹介や情報を得なければなりません。
したがって勉強をして、語学留学が終わる時期に合わせて、
他の友達から情報を得るのがとても簡単だということです。
また、ケアンズの特性上、90%以上が3ヵ月間勉強して、1~2ヵ月間はシティで仕事をして、
通常5ヵ月間くらいで他の地域へ移るケースが多いです。
ほとんどは、最後に旅行する都市がシドニーなので、3ヵ月間ブリスベン(メルボルン)、
3ヵ月間シドニーに行って日本へ帰国するのが一般的です。
オーストラリアワーキングホリデーなので先にケアンズを出発した人たちは、
該当の地域で居住したり生活したりしている人が多いです。
したがってケアンズで勉強し、他の地域に移る際に非常に楽という意味です。
例えば、ケアンズからメルボルンに行くと仮定すると、
電話1本で簡単にメルボルンに定着することができるという意味です。
また、先に発った友達が、オーストラリアの各都市にいるために、
自分が他の地域に移るとき連絡を取るだけで、各都市の事情をあらかじめ
チェックすることができるということです。
また、自分と親しい人が農場にいて、ちょうどその農場で求人があると仮定すると、
簡単に農場の雇用先も見つかるという意味です。
ケアンズの地域や学校にオーストラリアワーキングホリデーの学生が多く、
お互いに情報をやりとりすることがあるため、勉強が3ヵ月終わる時点で
簡単に仕事を探すことができ他の地域へ移動することが簡単です。
生活
ケアンズの場合は、シェアハウスがほとんどシティの近くにあります。
徒歩10~20分で、自転車5分~10分の距離にあります。
また、シェアする国籍の割合もほとんどが外国人です。
10個のシェアハウスがあったなら、8つ以上は自分のほかに違う国籍を持った学生がいます。
もちろんシェアハウスで英語を多くは話さなくても、少なくとも家で日本語は
ほとんど話さず、自分の努力次第で英語を使用することができるという長所があります。
また、ほとんどのシェアハウスがシティから自転車で5分程度の距離にあり、
シェアハウスとシェアハウス間も自転車で5分程度の距離にあります。
そのため、積極的に努力して外国人の友達と付き合えば、学校の授業時間外にも
外国人の友達と英語を使いながらスピーキング力を高めることができます。
結論
私は個人的に、オーストラリアワーキングホリデーで初めに3ヶ月一生懸命勉強し、
その後仕事をする予定の場合はケアンズがおすすめです。
私がこれまでの経験をもとに、オーストラリアワーキングホリデーに来て
“二兎を得る確率”が最も高い地域がまさにケアンズです。
ケアンズの場合は、大きな都市に対する幻想は持ってはいけません。
一生懸命勉強してスピーキングを中心に熱心に勉強すれば、その後他の大都市に行って
「英語がうまい」と評価され、待遇を受けながら仕事や生活をすることができます。
もちろん、本人の実力が中級者程度であれば、”パース”を考えるのもいいです。
英語初級者ならケアンズが最高で、中級者で英語の目的が
90~100%の人はパースでも大丈夫です。