オーストラリア留学
日本語を全く話さないなんて不可能!
事前に日本で実現の難しい計画を立てて、オーストラリアに来てからその計画が崩れると、
その影響は意外に深刻なダメージを受けます。
そして、同時に他の計画も崩れてしまいます。
その難しい計画とは、オーストラリアで日本語を使用しないという計画です。
現在オーストラリアへの留学の計画している方の中にも、
「オーストラリアに行ったら日本人とは距離を置いて、
絶対に日本語を使用しない」と考えている方がいるかもしれません。
この計画は、100%実現不可能です。
なので、このような計画は最初から立てない方が良いのです。
このような計画を立てれば、オーストラリアに着くや否や挫折に終わります。
そして、他の計画まで簡単に崩れ、その失敗が勉強に多くの影響を与えます。
ですので、絶対にこのような計画は立てないで下さい。
学校の休み時間で40分ぐらい、放課後で20分ほど日本語を話すと思います。
ですので、日本語を一日に1時間まで話して良いというような目標を立てれば良いのです。
実際、変に我慢するより話すことですっきりして、それによって気分よく勉強ができるのです。
みなさん今まで勉強というものを10年以上してきましたよね?
その中で、目標や心理的な影響や姿勢がすごく大切だったと思います。
オーストラリアで日本語を全く話さないなんてことは100%不可能です。
事前に日本語は使用しないという計画を立てて来ると、30分日本語を話しただけで、
「計画が崩れてしまった…」と心理的に不安になり、勉強に集中できなくなってしまいます。
しかし、一日1時間ぐらいは日本語を話すだろうと思ってきた上で30分日本語を話したとすると、
「今日は日本語を30分しか使わなかった」と前向きな気持ちで勉強にもっと集中できます。
英語が上手な学生も、学校の休み時間に同じ日本人と日本語で会話します。
結局、日本語を使用する、使用しないという問題ではありません。
学校の授業を終える4時ぐらいからどう過ごすのかが重要です。
もちろん、日本語を使用しないということは英語の向上になることもあります。
しかし、孤独感から鬱状態になってしまうと、
留学期間全体で見ると勉強できる期間が少なくなってしまいます。
短期留学で1~2週間くらいの方は、日本語を使用しなくても構いません。
しかし、それ以上の場合だとうつ病になってしまうかもしれません。
実際、私がアデレードにいたときは、ほとんど日本語を使いませんでした。
しかし、これがうつ病の原因となり、本当に苦労しました。
日本語を我慢したことで、余計だめになってしまったということです。
なので皆さんも「オーストラリアでは日本語は使用しない」
などという実現が難しい計画を立てるのではなく、
「一日1時間以内なら日本語を使用しても良い」という計画を立てることをお勧めします。
そうすることで心理的に余裕もあり、
もし精神的に疲れてしまっても再度それを乗り越えて勉強に集中することができます。